グロムにサイドバッグがあれば、財布や雨具を積んで身軽に走れます。背中のリュックがなくなるだけでも、夏場の街乗りやツーリングはぐっと快適に。ただし、バッグによっては車体側のサポートも必要なので、一緒に選んでおきたいところです。
この記事では、グロムに使えるサイドバッグ6商品を、容量だけでなく使い勝手や購入者の口コミも交えて紹介します。JC92・JC75で取り付け方がどう変わるかも整理したので、普段の買い物から日帰りツーリングまで、自分の使い方に合うバッグを探してみてください。
グロムのサイドバッグの選び方
見た目が気に入っても、荷物が入らなかったり、車体に付けられなかったりしてはもったいないですよね。まずは容量・型式・取り付ける側の3つを押さえると、候補を絞りやすくなります。
容量と用途で選ぶ
財布やグローブだけなら小さなバッグで十分。雨具や着替えも持ち歩くなら、大きめの方が出先で荷物を詰め直さずに済みます。ただし、11Lでも重い工具をたくさん積めるとは限りません。容量と一緒に、バッグとサポートの積載上限も見ておきましょう。
両側にバッグを付けると収納量は増えますが、バッグもサポートも片側ずつの販売なら購入数が変わります。また、足やウインカーに近すぎると使いにくいため、左右どちらに積むかも先に決めておくと選びやすいです。
サイドバッグだけでは荷物が収まらないなら、リアキャリアとの併用も考えてみましょう。グロムの積載性で困りやすい場面は「グロムで後悔しやすいポイントをまとめた記事」でも紹介しています。
グロムはJC92とJC75で取り付け方が違う
同じグロムでも、JC92とJC75ではサイドバッグサポートの取り付け部分が異なります。バッグのデザインが気に入っても、サポートが車体に付かなければ使えません。購入前に自分のグロムの型式だけは押さえておきましょう。
JC75では、JC92用として売られている部品がそのまま使えるとは限りません。汎用バッグの場合も、ベルトを通す場所やバッグを支える位置は車体によって変わります。具体的な商品の対応型式は、後半のサポート比較で確認できます。
サイドバッグサポートは何のために必要?
サイドバッグサポートは、荷物を積んだバッグがタイヤやチェーン側へ入り込むのを防ぐための部品です。上から吊るすだけでは走行中に揺れやすいため、下側も固定しておくとバッグの位置が安定します。
「サイドバッグステー」も同じ役割の部品です。ただし、バッグ本体は付属しないものがほとんど。バッグとサポートを別々に買う場合は、両方の品番を確認しておきましょう。
右側への取り付けはマフラー・ウインカーとの距離が決め手
右側にもバッグを付けたいなら、まず気になるのはマフラーとの距離です。左右共通のサポートでも、大きなバッグはマフラーやウインカーに近づく場合があります。熱や接触を避けられる位置に収まるかが、右側で使えるかどうかの分かれ目です。
グロムのサイドバッグおすすめ6選
おすすめの6商品を、容量と取り付け方で比べました。まず表で大きさの違いをつかんで、気になるバッグの口コミを読んでみてください。グロムに取り付けた人の失敗談も交えながら紹介します。
| 商品 | 容量 | 取り付け | 主な用途 |
| Honda純正 | 5L | JC92左右・純正別売 | 小物・純正の見た目 |
| SP武川 S | 5L | JC92左・武川別売 | 街乗り・取り外し |
| エンデュランス | 8L | JC92左右・専用サポート別売 | 普段の買い物 |
| SP武川 M | 11L | JC92左・武川別売 | 着替え・レインウェア |
| デイトナ DHS-20 | 10L | 汎用・サポート別売 | 雨対策・10L |
| デグナー NB-92 | 12L | 汎用・サポート別売 | 収納・防雨 |
Honda純正サドルバッグ 08L74-K26-M50|5Lで車体にすっきり収まる
Honda純正サドルバッグ(08L74-K26-M50)は、グロムのコンパクトな見た目を崩さず、小物を積めるのが魅力です。容量は5Lで、防水インナー付き。出先でバッグを外したいときも樹脂バックルで扱いやすく、普段の買い物にもなじみます。車体への装着には別売の純正サポート(08L75-K26-M50)を使います。
左右に付けるならバッグは2個、サポートもそれぞれの側に必要です。純正リアキャリアと併用できるため、積み方を広げられるのもうれしいところ。ただし、バッグ装着中は二人乗りできません。また、荷物は1kgまでなので、重い工具より財布やグローブなど軽い小物に向いています。
対応するのは、公式用品一覧に掲載されている2024年型・2026年型のJC92。購入する際はバッグ本体と純正サポートをセットでそろえると、買い足しの手間を減らせます。
Webikeに掲載された購入者レビューでは、純正サポートとの収まりや細部の作りが好評でした。一方、説明書のダウンロード場所は分かりにくかったそうです。確認できた評価は1件なので使い心地を一般化はできませんが、車体にすっきり収めたい人にとって参考になる声です。(購入者レビュー)
楽天の商品ページ(バッグ本体):
純正サドルバッグサポート(別売):
SP武川 ツーリングバッグS 08-01-0173|5Lを肩掛けでも使える
武川のツーリングバッグS(08-01-0173)は、財布やスマホなどをひとまとめにできる5Lサイズ。ショルダーベルト付きなので、ツーリング先ではバッグを外してそのまま持ち歩けます。観光や食事のたびに別のリュックへ荷物を移さなくて済むのは、うれしい使い勝手です。
JC92では左側用サポート(09-11-0294)と組み合わせます。荷物はバッグ側の上限である1.5kgまで。SP武川のリアキャリアやグラブバーとも併用できるので、荷物が増えるツーリングにも積載方法を広げられます。
雨除けキャップは付属しますが、バッグ自体は完全防水ではありません。雨具や着替えを多く積みたいなら、8L・11Lの商品も比べてみてください。日常の小物だけならSのコンパクトさが魅力です。
購入者には「思ったより小さい」という声がある一方、しっかりした生地の作りを評価する人もいます。夏場にリュックを背負いたくなくて購入した人もおり、小物をバッグに移せる点は魅力。ただし、その購入者は投稿時点で未装着でした。サイズ感や質感の参考にはなりますが、グロムでの使用感とは分けて考えたいところです。(購入者レビュー)
レビュー参考:https://shopping.yahoo.co.jp/products/z43c4gkdk6
サポートのグロムレビュー:https://www.webike.net/md/6371/tab/impre/bm/1503/
楽天の商品ページ(バッグ本体):
JC92用サイドバッグサポート(別売):
エンデュランス 汎用サイドバッグ SBAGA1|普段使いしやすい8L
エンデュランスの汎用サイドバッグ(SBAGA1)は、5Lでは足りないけれど大きすぎるバッグは避けたい人にちょうどいい8L。長財布や500mLボトルを入れられ、2つの内ポケットで小物も整理できます。コンビニや買い物に寄ったとき、荷物をひとまとめにできるのが便利です。
JC92用サポート(EN807K26A1)と組み合わせる場合、バッグを含めた重さは片側3kgまで。日用品の持ち運びに便利ですが、重い工具を詰め込むより軽い荷物向きです。汎用バッグなので、ベルトを無理なく通せるかは取り付け時に確かめておきたいところです。
サポートは左右共用ですが、1個で片側分。左右に積みたい場合は2個そろえます。右側はマフラーとの距離が取れるか、リアキャリアを付けているなら取り付け部分が重ならないかも、使いやすさを左右します。
8Lの容量は日常使いで評判ですが、購入者の感想は良いものばかりではありません。「近場でちょっと使うのに便利」という声がある一方、楽天ではベルトが頼りなく結束バンドで補強した人や、フラップの浮きを面ファスナーで直した人もいました。取り付け後の揺れやフタの収まりまで確認すると、使い始めてから困りにくくなります。(購入者レビュー)
バッグのレビュー参考:https://store.shopping.yahoo.co.jp/y-endurance/sbaga1.html
低評価を含む楽天レビュー:https://item.rakuten.co.jp/endurance/sbaga1/
サポートのレビュー参考:https://item.rakuten.co.jp/endurance/en807k26a1/
楽天の商品ページ(バッグ本体):
JC92用サポート(片側分・別売):
SP武川 ツーリングバッグM 08-01-0205|軽い荷物をまとめる11L
武川のツーリングバッグM(08-01-0205)は、着替えやレインウェアをまとめられる約11L。補強板のおかげで中身が少なくても形が崩れにくく、荷物の出し入れもスムーズです。買い物で増えた荷物もまとめやすく、ショルダーベルトを使えば降車後の持ち運びにも困りません。
JC92の左側サポート(09-11-0294)と組み合わせたときの積載上限は2kg。11Lあっても重い工具を詰めるより、かさばる衣類や雨具を入れる方が向いています。バッグを付けるとタンデムステップが使えなくなるため、普段から二人乗りする人には不向きです。
バッグには雨除けキャップが付きますが、雨が背面から入り込むこともあります。着替えなど濡らしたくない荷物は、防水袋に入れておくと安心です。
購入者レビューでも、補強板がしっかりしていて買い物の荷物を出し入れしやすいという声があります。ダックス125で使った人は、スーパーで買った物を入れるのに重宝したそうです。グロムでの使用談ではありませんが、軽くてかさばる物を運びたい人には使い方の参考になります。(購入者レビュー)
レビュー参考:https://shopping.yahoo.co.jp/products/z43c4h54c6
楽天の商品ページ(バッグ本体):
JC92用サイドバッグサポート(別売):
続くデイトナとデグナーは、どちらも汎用タイプです。容量は大きめですが、グロムに付けた人の実例も含めて、固定の工夫や気になる点を見ていきましょう。
デイトナ HenlyBegins サドルバッグWR DHS-20|10Lの防水構造
デイトナのサドルバッグWR DHS-20(21774)は、雨の日も走る人にうれしい防水構造の10Lバッグ。レインウェアや出先で増えた荷物をまとめやすく、天気の変わりやすいツーリングにも向いています。取り付けには別売のサドルバッグサポートか巻き込み防止バーを使います。
購入者からは「見た目より荷物が入る」「車体に似合う」と好評。一方で、固定ベルトを通すのが面倒という声もあります。モンキー125では取り外しに手間がかかったという報告もあるため、普段から付けっぱなしにする人の方が使いやすそうです。大雨で中身が濡れた例もあり、電子機器を入れるなら内側にも防水袋があると安心です。
グロムにDHS-20の10Lタイプを取り付けたという購入者の感想も紹介されています。その人は少しぐらついたため、結束バンドで追加固定したそうです。グロムに付けた実例はあるようですが、年式やサポートの品番までは分かりません。雨に強いバッグを探す人にも魅力的な一方、買う前にサポートとの位置関係を確認しておきたい製品です。(購入者レビュー)
グロム装着口コミの紹介(年式不明・二次引用):https://www.cub-numa.career-path.net/grom-sidebag/
公式製品情報:https://www.daytona.co.jp/products/detail/21774/
楽天の商品ページ(DHS-20・21774):
デグナー 防水サイドバッグ NB-92|12Lで雨具まで収納
デグナーの防水サイドバッグNB-92は12L。レインウェアや着替えもまとめられ、荷物が多い日でもリュックを背負わずに出かけやすくなります。実際にグロムJC61へ取り付けたブログもあり、別のグロムオーナーは雨具入れとして使っていました。装着例を見るときは、バッグをどう支えているかまで参考にしたいところです。
そのグロムオーナーは、ブーツカバーまで収納できた反面、固定が甘くバッグが下がり、後輪に擦れて穴が開いてしまったと報告しています。別のグロム積載ブログでは汎用ステーを使い、サイドバッグで隠れるウインカーを移設していました。実際に付けられた例はあるものの、年式や使ったステーが違えば、取り付け方も変わります。
Ninja250の購入者には、長時間の雨でも中身が濡れなかったという人もいました。ただ、面ファスナーが服に引っかかったり、脱着に手間取ったりする声もあります。毎回持ち歩くより、車体に付けたまま雨具や着替えを収納する使い方が合いそうです。グロムではバッグの下がりやウインカーの隠れにも気を配りたいですね。(購入者レビュー)
メーカー資料:https://www.degner.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/BAG17.pdf
JC61装着実例:https://matsukataweb.com/bestitem/degner_nb-92/
グロム購入者の失敗談:https://review.rakuten.co.jp/review/review/review/item/1/244156_10007787/1.1/
グロムの汎用ステー・ウインカー移設例:https://kamo2shika2.seesaa.net/article/517846633.html
楽天の商品ページ(NB-92):
グロムのサイドバッグサポート・ステーを比較
サイドバッグサポートがあると、バッグと車体の間に隙間を保ちやすく、荷物を入れたときの揺れも抑えられます。バッグとは別売の製品が多く、左右共用でも1個で片側分というタイプがあります。両側に付けるなら、サポートが2個必要かも含めて確認しておきましょう。
| サポート・品番 | 対応するグロム | 装着側・購入数 | 上限 |
| Honda純正 08L75-K26-M50 | JC92(2024・2026年型) | 装着側に各1個 | バッグ側の荷物1kg |
| SP武川 09-11-0294 | JC92 | 左側のみ | 2kg以下 |
| エンデュランス EN807K26A1 | JC92(2021〜2024年型) | 左右共用・片側1個 | 各側バッグ総重量3kg |
| Gクラフト 32418 | JC92(2021・2024年型) | 左右共用・片側1個 | 3kg |
Gクラフトのマルチサイドラック32418は、バッグの位置を前後・上下に調整できます。足元に当たらない位置を探したり、ウインカーを隠さないように調整したりと、バッグに合わせて配置を工夫できるのが魅力です。左右共通ですが、1個で片側分になります。
グロムにサイドバッグを取り付ける方法と注意点
取り付けた直後は問題なくても、荷物を入れるとバッグの位置が下がることがあります。グロムで後輪に擦れてバッグが破れた実例もあるため、空の状態だけでなく、普段積む荷物を入れて固定具合を見るのが大切です。
サポートを付け、バッグの上下を固定する
車体に合うサイドバッグサポートを付け、バッグの上部ベルトと下部の揺れ止めを固定します。ボルトは製品の説明書に沿って締め付けます。バッグが前後に動かないように留めておけば、走行中の揺れも抑えやすくなります。
荷物を入れた状態で干渉と緩みを見る
バッグは荷物を入れると下がったり膨らんだりします。取り付けたら実際に荷物を入れ、車体を揺すっても位置が変わらないか確認しましょう。タイヤ・チェーン・リアサスペンションにバッグや余ったベルトが届かないかも大切です。
右側ならマフラーから十分離れているか、後ろ寄りならウインカーを隠していないかも見ておきましょう。前に寄せすぎると足に当たりやすくなります。走り出して最初の休憩でベルトの緩みを見直せば、その後も気持ちよく走れます。
グロムで荷物を積んで走る機会が増えたら、タイヤの状態も気にしておきたいところ。交換時期や銘柄を知りたい人には、グロムのタイヤ交換記事も参考になります。
グロムのサイドバッグに関するよくある質問
サイドバッグを使い始めると、サポートなしでも付けられるのか、リアキャリアと一緒に使えるのか、雨は大丈夫なのかが気になります。よくある疑問を3つに絞って紹介します。
サイドバッグサポートなしでも付けられる?
上からベルトで吊れるバッグでも、荷物を入れるとタイヤ側へ揺れることがあります。サポートでバッグの位置を支え、下側も固定しておけば、走行中の巻き込みを避けやすくなります。
リアキャリアと併用できる?
Honda純正サドルバッグは純正リアキャリアと併用でき、SP武川のサポートも同社のリアキャリアやグラブバーと組み合わせられます。サイドバッグには小物、キャリアには大きめの荷物と積み分ければ、ツーリングの荷造りが楽になります。エンデュランスは同社製キャリアとの組み合わせが基本です。違うメーカーの部品同士では、取り付け部分が重ならないかも確認しておきましょう。
雨の日も使える?
Honda純正には防水インナー、武川には雨除けキャップが付いています。デイトナDHS-20とデグナーNB-92は雨に強い構造ですが、長時間の雨では中身が濡れたという声もあります。スマホや電子機器は、内側を防水袋で分けると安心です。
まとめ|グロムのサイドバッグは使い方と取り付け方で選ぼう
グロムにサイドバッグが付くと、ちょっとした買い物から日帰りツーリングまで、リュックなしで出かけやすくなります。財布や小物が中心ならHonda純正や武川S、買い物にも使うならエンデュランスの8L。着替えや雨具をまとめたいなら武川Mの11Lが使いやすいでしょう。
雨の日にも使いたいならデイトナDHS-20、収納量を重視するならデグナーNB-92も魅力があります。JC92はバッグに合うサイドバッグサポートを一緒に選びましょう。JC75は、車体に付けられるサポートとバッグの固定位置を先に決めておくと安心です。

