2021年にマイナーチェンジした新型CB125Rですが馬力が上がったのは良いけど
燃費も気になる所ですよね。
125ccを購入検討してる方は財布に優しい点をメリットと考えていると思います。
そこでこの記事では新型CB125Rの燃費について旧型と比較する形でご紹介します。
CB125Rの燃費に関係する項目5つ
まずはCB125Rの燃費に関係する項目を5つまとめました。
- 車両重量
- 使用燃料
- 燃料タンク容量
- カタログ燃費
- 理論上の航続可能距離
それぞれ詳しく説明していきます。
CB125Rの車両重量
燃費に直結する車両重量を表にしてみました。
重量 | |
---|---|
新型CB125R(JC91型) | 130kg |
旧型CB125R(JC79型) | 127kg |
通常マイナーチェンジすると重量が軽くなる傾向にありますが新型CB125Rの方が3kgですが重くなっていますね。
燃費にどう影響するか心配です。
新型CB125Rは新作エンジンを積んで、フロントフォークも大型バイクに付く様な性能の物が新たに搭載されています。
性能をあげると重量が上がるのでプラス3kgの増加に抑えてるのは評価できます。
CB125Rの使用燃料
バイクの中にもハイオク指定はありますがCB125Rは新型、旧型ともにレギュラー仕様です。
ハイオク指定の車に乗っているとバイクに給油する際地味に嬉しかったりします。
CB125Rの燃料タンク容量
燃料タンクは新型も変更なく旧型と同じです。
燃料タンク容量は10Lです。
ハンターカブで5.3L、Z125で7Lなので同じ排気量のバイクと比べても容量は大きいです。
燃費には直接関係はありませんが個人的には燃料タンクは大きいととても助かります。
1回の給油で長距離走れるのってメリットだと思います。
CB125Rのカタログ燃費
新型CB125Rのカタログ燃費はこんな感じです。
定置燃費値 | WMTCモード値 | |
---|---|---|
新型CB125R(JC91型) | 54km | 46.8km |
旧型CB125R(JC79型) | 53km | 47.2km |
定置燃費値は平坦な道を60km/hで走行した場合の燃費で現実的ではない為スルーします。
WMTCモード値が現実の燃費に近いとされているのですが47.2km→46.8kmと若干ではありますが燃費が悪くなっています。
しかし新型CB125Rになって馬力が上がり重量も増えているのでこの位の差ならホンダさんかなり頑張っているんではないでしょうか。
新型CB125Rへの本気度が垣間見えます。
CB125Rの理論上の航続可能距離
単純計算ですが燃費が46.8km、燃料タンクが10Lなので470kmほど走ることになりますね。
バイクでこれだけ走るって凄まじいですね。
旅行や長距離の走行を想定して作られた大型ツアラーとかならわかりますが125ccクラスで長距離もこなせるのはかなり魅力的です。
あまりに給油が少なすぎてガス欠になるまで走っちゃうかもしれません(笑)
CB125Rの燃費は?
CB125Rの燃費に関係する項目は説明しました。次は実際に様々なシュチュエーションで走った場合の実燃費についてお話しします。
CB125Rの実燃費
慣らし運転 | 通常時 | 峠や高回転時 | |
---|---|---|---|
新型CB125R(JC91型) | 49〜50km | 45〜48km | 37〜43km |
旧型CB125R(JC79型) | 50-53km | 45km前後 | 36-43km |
前提として乗り手や道路状況でかなり差が出るのでますが参考程度にはなると思います。
カタログ燃費では新型の方が燃費が悪くなっていましたが実際は実燃費にはそこまで影響はない様な印象を受けます。
ただ面白いことに慣らし運転やエコドライブをすると旧型の方が燃費が良い様です。
その反面、通常走行時や峠や高回転時には新型の方が燃費がよくなる傾向にある様です。
ここから推測するに新型CB125Rになり馬力が上がった為、必要速度を出す為のエンジン回転数が抑えられるのではないでしょうか。
新型になっても実際の燃費が変わらないのは嬉しですね。
購入検討してる方には嬉しいんじゃないでしょうか。
様々な方の燃費データを調べまくりました。
ほんと疲れた(笑)
実燃費に基づく航続可能距離
新型CB125Rの燃料タンクは10Lなので実燃費が37〜50kmと仮定すると、
1回の給油で370km〜500km走ることになります。
燃料警告灯が点灯するのが残燃料2L位の様なので300km〜400kmは何も気にせず走ることができます。
燃料警告灯がついていると気になって気持ちよくツーリングできませんからね。
まとめ
どうだったでしょうか?
新型CB125Rになって馬力が上がって車両重量も増えたのに燃費はほとんど変わらないってすごいですよね。
技術の進歩を感じます。
新型CB125Rは経済的にかなり優れているので合格です。(笑)