CB125Rで通勤や遠出がしたい、しかしリュックでの長時間の運転は嫌ですよね?
そこでキャリアやシートバックなど積載を取り付けたい方の為にCB125Rに取り付け可能なキャリア類をご紹介します。
取り付け方や使用感などの注意点も調査してきたので気になる方はご覧ください。
CB125Rのキャリアの種類は?
まずCB125Rのキャリアの種類をご説明します。
CB125Rのキャリアの種類とそれぞれのメリットデメリットをご紹介します、
CB125Rで使用できるキャリアは以下の4種類です。
- リアキャリア(リアボックス)
- サイドバック
- シートバック
- タンクバック
それぞれ簡単に説明します。
リアキャリア(リアボックス)
まずリアキャリアです。
リアキャリアは基本的にリアボックスを取り付ける為に使います。もちろんリアキャリアの上にリュックなどを紐でくくりつけて使うこともできます。
メリット
- 防水
- 盗難防止
- 積載量が増える
デメリット
- 見た目がダサい
- バイクの重心が高くなる
リアキャリア、リアボックスのメリットはやはり防水である事、そして盗難防止でしょう。
リアボックスに荷物を入れていれば濡れないしツーリング先でも鍵がついているので荷物を入れたままバイクから離れても安心です。
そして言わずもがなデメリットは見た目がダサいと感じる方が多い点です。利便性はキャリア類で最強なのですが。
リアキャリアの対荷重は大体3〜6kg程度の物が多いです。また、CB125Rのリアキャリアには専用品と汎用品があります。
結論からいうとCB125R専用品をお勧めします。
汎用品は加工しないと取り付けられなかったり最悪取り付けできない可能性もあるからです。
ですのでリアキャリアを取り付ける際はCB125R専用品を取り付けることをお勧めします。
サイドバック(パニアケース)
次にサイドバック(パニアケース)です。
サイドバックにも専用品と汎用品があります。主にサイドバックは汎用品、パニアケースは車種別専用品です。
メリット
- 防水の物もある
- 積載量が増える
- ライティングに影響が少ない(他のキャリア類より)
- 割と使い回しがきく
デメリット
- 車幅が大きくなる
サイドバックとパニアケースでメリットデメリットも変わってきます。
重複になりますがサイドバックは汎用品である事が多く使い回しがききます。また、基本的に非防水です。
しかし、CB125R然り最近のバイクはシートが小さい傾向にあるので汎用品のサイドバックでは取り付けられない事も多いです。
パニアケースは基本的に車種別で完全防水である事が多いです。当然ですが車種別なので取り付けられないという事もありません。
ただし、マフラーを社外品に交換しているなどカスタムの内容によっては取り付けられない可能性もあるので注意が必要です。
キャリアに防水性を求めているがリアボックスは嫌だ、という方はCB125R専用品のパニアケースが良いかもしれません。
CB125R専用品のパニアケースは下記でご紹介します。
シートバック
次がシートバックです。
メリット
- 外観を損なわない
- 取り外しが容易
デメリット
- 乗り降りがしにくい
シートバックには主に2種類あり、どちらも基本的に非防水で汎用品です。
シートへの脱着が手軽に行える物が多くなっています。
1つ目がバイクとの一体感を重視したシートバックです。こちらはスポーツバイクのシングルカウルの様な形状です。
外観を損なうのが嫌でバイクにキャリア類を取り付けるのに抵抗がある方に向いています。
ただし容量が4L〜20L程度と少なめです。マチがついているものの多く、荷物を入れない時はスタイリッシュな外観なのがポイントです。
CB125Rもシートが小さいのでこちらが向いているかもしれません。
2つ目が20L〜75L程度のかなり大きなシートバックです。単純に旅行に使用するボストンバックをバイク向けにしたような大きさです。
2〜3泊するなら大容量のシートバックがお勧めです。
タンクバック
最後がタンクバックです。
タンクバックはマグネットとベルト燃料タンクに取り付けるバックです。
ナビポケットがついているのが特徴でスマホやタブレット、地図などをみながらツーリングする事ができます。
容量は4L〜10L程度の物が多いです。
メリット
- スマホや地図などを見ながら走れる
- 自身の前方にバックがあるので信号などで操作可能
デメリット
- ハンドリングの邪魔になる可能性
- 給油がそのままではできない
- 前傾姿勢になる時に干渉する
容量も大きくなくて地図も見れる為プチツーリングにはお勧めです。
しかし、風が強い日など前傾姿勢になる際に干渉してしまう可能性があるので注意が必要です。
CB125Rに取付け可能なキャリア類
CB125Rに取り付け可能なキャリア類についてご紹介していきます。
こちらで紹介するのは主に車種別のCB125R専用のキャリア類です。
ですのでご自身で探すのが面倒な方は参考に見ていって下さい。
DAYTONA(デイトナ)マルチウィングキャリア
引用:アマゾン
まずDAYTONA(デイトナ)のマルチウィングキャリアです。
スチール製のリアキャリアが多いなか、キャリア部分はアルミ製を採用しています。その為何もつけていない時もバイクとの一体感があり気にならない、スタイリッシュなリアキャリアとなっているのが特徴です。
しかし耐荷重が3kgとなっている為あまり重い物はのせられません。リアボックスは単体で3kgあるものがほとんどなので取付ける事ができません。
利用方法としてはシートバックをとりつける、もしくは普通のバックをネットで取付ける等になると思われます。
旧型のCB125R(JC79)に適合しています。
金額 | 定価22,550円 |
適合 | JC79 |
耐荷重 | 3kg |
エンデュランス(ENDURANCE) リアキャリア タンデムグリップ付き
次はエンデュランス(ENDURANCE)の リアキャリア タンデムグリップです。
名前の通りタンデムグリップがついている為、タンデム走行のをする方にはお勧めです。
またリアキャリア下部には荷掛けフックがある為、バックなどの荷物を載せた際にネットなどの利用もできます。
エンデュランス(ENDURANCE) リアキャリア タンデムグリップ付き
新型旧型、CB125R(JC79/JC91)に適合しています。
耐荷重も8kgまでと堅牢な作りになっています。
同じエンデュランス(ENDURANCE)製のメットホルダーを別途購入すればメットホルダーを簡単に増設する事もできます。
エンデュランス (ENDURANCE) ヘルメットホルダーセット
金額 | 定価22,000円 |
適合 | JC79/JC91 |
耐荷重 | 8kg |
SP武川(TAKEGAWA)リアキャリアセット
次はSP武川(TAKEGAWA)のリアキャリアセットです。
オーソドックスなタイプのリアキャリアで、キャリア下部に荷掛けフックがついている為とても実用的です。
また、CB125RにはSP武川(TAKEGAWA)製のサイドバックサポートも別途購入すれば取り付けられる為、拡張性は抜群です。
ただし、耐荷重は4kgと少なめですので注意が必要です。
金額 | 定価27,280円 |
適合 | JC91 |
耐荷重 | 4kg |
キジマ(KIJIMA) リアキャリア
次はキジマ(KIJIMA) のリアキャリアです。
形はオーソドックスなスチール製のリアキャリアです。今回紹介するCB125Rに適合するリアキャリアの中ではもっとも低価格です。
しかしキジマ(KIJIMA) のリアキャリアも耐荷重が3kgとなっている為あまり重い物はのせられません。リアボックスは単体で3kgあるものがほとんどなので取付ける事ができません。
利用方法としてはシートバックをとりつける、もしくは普通のバックをネットで取付ける等になると思われます。
金額 | 定価18,700円 |
適合 | JC79 |
耐荷重 | 3kg |
ヘプコ&ベッカー:ツーリングセット ホルダーC-Bow + バックセット(Street NEO Premium)
引用:サージさん
次はヘプコ&ベッカーのサイドキャリア(C-Bow)とサイドバック(Street NEO Premium)です。
車種別専用設計なのでCB125Rに適合します。
片側12Lの容量があり、着脱が簡単に行える仕様になっています。
1泊2日程度なら荷物はこちらのサイドバックだけで行けそうです。金額は少しお高いですが見た目もよく使い勝手も良いのでお勧めです。
サイドキャリアとサイドバックのセットの金額を記載していますが別々で購入した方が安そうです。
金額 | 定価62,700円 |
適合 | JC79/JC91 |
耐荷重 | 片側5kg |
GIVI (ジビ)タンクバッグ&アタッチメントBF41
次はGIVIのタンクバック&アタッチメントです。
車種別アタッチメントをタンクキャップに取り付けることでGIVIタンクロックシリーズのタンクバックを取り付けることができます。
取り付け取り外しが容易な点が特徴で、ツーリング先でそのままショルダーバックの様に利用する事も可能です。
また、タンクバンク上部にスマホや地図を入れたまま見る事ができるクリアポケットがついている物もあり、ナビを利用するツーリングには欠かせません。
樹脂製のタンクを採用しているCB125Rにはマグネット式のタンクバックは利用できません。そのため、タンクバックをCB125Rにタンクバックを取り付けたい方にはお勧めです。
しかし、CB125Rの18〜19年式にしか取り付け不可の記載があるので注意が必要です。
金額 | 3,700円 (アタッチメント) |
適合 | JC79(18〜19) |
容量 | 5L〜25L(タンクバックによるため) |
CB125Rへのキャリアの取り付け方
こちらではCB125Rへのキャリアの取り付け方をご説明します。
取り付け方が物によってかなり変わってきますが各種キャリア類の取り付け方法をそれぞれ説明していきます。
リアキャリア(リアボックス)
前項でもご紹介したハリケーンのリアキャリアをCB125Rに取り付けている方の動画があったのでご紹介します。
リアキャリリアの取り付け方は基本的にどのメーカーもそこまで変わらないと思うので参考にしてみて下さい。
リアボックスは取り付けが簡単なので説明は必要ないかもしれませんがこちらも参考にしてみて下さい。
サイドバック
サイドバックの取り付け方は汎用品と車種別専用かで大きく変わってきます。
まず汎用品の取り付け方ですがシートにバンドを固定した後、そのバンドにサイドバックを固定するといった方法が多いです。
CB125Rへサイドバックを取り付けている動画がなかったので同じく125ccのグロムに汎用サイドバックを取り付けている動画がありましたのでご紹介します。
車種別専用のサイドバックは最初にステーをバイクに取り付けます。その後はワンタッチでサイドバックが取り付けられます。
その為、サイドバックの取り付け方は簡単ですが最初のステーの取り付けが少し面倒かもしれません。
シートバック
シートバックの取り付けは汎用品も車種別専用品もそんなに変わりません。
タンデムシートやタンデムシート下部のフレームにベルトをくくりつけて固定します。
くくりつけたベルトにシートバック着脱できるタイプの物が多いです。
タンクバック
最後にタンクバックです。
タンクバックは車種別専用品なら各メーカー名称は違えどロックシステムを採用している事がほとんどです。その為ワンタッチで着脱する事が可能です。
汎用品の場合はマグネットで取り付け、もしくはベルトでタンクに固定する方法が多いです。
しかし、B125Rはタンクが樹脂製の為マグネットは利用できないのでタンクバックを利用する際は車種別専用品を購入した方が良さそうです。
まとめ
今回はCB125Rに取り付け可能なキャリア類についてご紹介しました。
自身に適したキャリア類を取り付けて通勤やツーリングが快適になると良いですね。